桜満開の知らせが各地から届いております。
いよいよ新年度のスタートですね。
プロ野球でも開幕ダッシュは重要と言いますが、何事も幸先よいスタートが切れると期待も自然と高まってまいります。
当クラブでも!とお伝えしたいところでしたが、今日は少々残念なお知らせです。
ニューヨーク・ヤンキースの日本における育成組織創設にあたり、当クラブは中部圏における下部組織として立候補しておりましたが、今回其の選から漏れてしまいました。
最終選考まで残った時点で夢は果てしなく広がり、『ピッチングマシンは2台は必要だね』
・・・いやいやそんな小さいこといっていてどうする自分。
⇒そう、ヤンキースの資金力があればもっと夢は大きく『雑草まみれの尾張グランドは美しい内外野総天然芝球場に!』
・・・いや箱ばっかり立派になってもいい試合が出来なければ恥ずかしいぞ我がチーム。
⇒そうだ、せっかくの外資導入に乗じて『ドミニカ共和国あたりからスーパー小学生をヤマニシ小に留学させてエースで4番!!』
我ながらほとんど妄想状態ですが、ひと時の夢を楽しんでいたほんの少し前の時間が既に懐かしくさえ思えます。
妄想とは申しましたが、一次選考を通過した時点で、なけなしの部費を投じて海外M&A成立実績も多いコンサルティングファームにその交渉を依頼し、実はその後かなりの好感触を得ていただけに今はかなりのショックです。
ここまで交渉が進んだのは、ひとえに法務のスペシャリストである彼らの力が大きかったことはいうまでもありませんが、
経過報告の中では、
「NewYork」の『NY』。
「YamatoNishi」の『NY』。
重ねてしまえば同じ『NY』ということもかなり有利な交渉材料として働いていたことも記されており、「これは運命。我が妄想は妄想にあらず!」とひとり力こぶを作っておりました。
・・・しかし、その順調な交渉も一瞬で破談を迎えます。。
その原因は「軟式野球」の英訳。
当クラブは軟式野球チームであり、ファームとしては念のためその断りを入れておこうとしれくれたのですが、
ファームではその英訳として、日本軟式野球連盟の英語略称「JSBB(JapanSoftballBasBall Association)」から「ソフトボール」チームと伝えました。
すると、当然といえば当然ですが「ソフトボールはダメ!」とヤンキース側から通達されたそうです。これにはすぐに訂正を伝えるべく新たな英訳として現在一般に使われる日本軟式野球連盟の英訳「JapanRubberBaseballAssociation」で使われるところから引用し「RubberBaseball」と連絡をいれたそうですが、今度は「RubberBall⇒ゴムボールなんてもっとダメ!」となり、困ったファームは「Japanese version of baseball played with a hard rubber ball」・・・直訳すると「日本式の堅いゴムボールを使った野球」とひと粘りしてくれたそうですが「なんのこっちゃ」となり、もう後の祭り。。
軟式野球がルール的にはほとんど変わりないことを伝えようもなく玉砕となってしまったそうです。
今思えば「3年前おたくのチームにいたイチロー選手は軟式野球出身だ!」って言ってくれればよかったのに・・・
破談を伝えるヤンキースからの連絡。その最後は「GO!NY!GO!」で締めくくられていたそうです。
『NEWYORKを目指せ!!』という意味にとれそうだけど、『がんばれ!YAMATONISHI!!』という含みもあるのかな・・。
簡単ですが意味深い言葉です。
大和西少年野球クラブの諸君。
ヤンキースタジアムを目指したいところではあるけれど、先ずは目前に控えた「一宮市民学童軟式野球大会」でベストを尽くしましょう。
Go YamaNishi !